NISAを始める前に!メリット・デメリットをFPが解りやすく解説
2019年6月5日 | カテゴリ:コラム,資産運用

NISAを始める前に!メリット・デメリットをFPが解りやすく解説


NISAが始まってから5年が経ちましたが、年々NISAへの関心は高まり、利用者は増加傾向にあります。今まで運用とは無縁だった投資初心者でも始めやすいところに人気の秘密があるのでしょう。しかし資産運用を始めるときは、やはりきちんとメリットとデメリットを理解しないと得するも損するも本人次第です。
そろそろ始めようと考えている人には必見、今さら聞けないNISAのメリットやデメリットなどを解説していきましょう

NISAとは

NISA(少額投資優遇制度)には3種類あり、一般NISAと積み立てNISA、そしてジュニアNISAがあります。NISAを始めるときはNISA口座を開設する必要があり、ひとり1口座となっています。

ジュニアNISAは一般NISAは0歳~19歳以下が対象で、年間80万円まで5年間、投資することができます。教育資金を用意する目的もあり、18歳(3月31日時点)まで引き出すことはできないため、大学入学などのタイミングで資金の準備ができます。

一般NISAは最大年間120万円まで5年間(ロールオーバーの場合10年間)非課税で投資ができます。一方、積み立てNISAは、最大年間40万円ずつ積み立てながら、20年間を非課税期間として投資できます。

NISAのメリット

メリット
①非課税優遇制度
やはり最大のメリットは、非課税優遇制度が使えることでしょう。特定口座・一般口座で利益が出た場合は20.315%の税金を支払わなければなりません。しかし、NISA口座では利益にかかる税金が非課税になるので、例えば30万円の利益が出ても一般的な投資では6万円の税金がかかるところが0円になるので、30万円をそのまま自分の利益にすることができます。

②初心者でも始めやすい少額からの投資ができる
初めての方は高額での投資に抵抗があると思いますが、NISAは少額100円からでも(金融機関による)投資ができます。

③いつでも引き出せる
同じ運用でも確定拠出年金は途中で引き出すことができませんが、NISA口座では、お金が必要なときにいつでも引き出すことができるので、急な出費にも対応ができます。

④商品も豊富
NISAは株やREITなど商品が豊富なので、運用が慣れた方には自分好みの組み合わせが選べます。
また、つみたてNISAの投資信託とETFと商品が限定されていますが、
たくさんの商品の中からの選択が大変な方や、初心者の方などはつみたてNISAでの商品選びの方が楽かもしれません。

NISAにはデメリットがある

通常、特定口座・一般口座で投資をした際に損益が出た場合は、利益がでたものから差し引く損益通算ができますが、NISAは利益が非課税なため、損益がでても利益から引くことはできません。同じように繰り越し控除もできないので、損失が発生してしまったときには対処ができません。

このようなデメリットを理解した上で投資を始めると、他の課税口座への移管時などにも値の上がり下がりに気を付けることができます。

NISAに向いている人

一般NISAとつみたてNISAでは運用額や投資期間が違いますので、自分に合った運用方法で選ぶことができます。
投資上限額は一般NISA120万円・つみたてNISA40万円ですが、運用できる年数を考慮しますと、総額が一般NISA600万円(5年間)・つみたてNISA800万円(20年間)です。

<一般NISA向き>
NISAは株やREITなど商品が豊富なので、「短期間で様々な商品の中から多額な投資をしたい」という方にはおすすめです。

<つみたてNISA向き>
つみたてNISAは投資信託とETFのみで、商品が限定されています。
「少額から長期にわたってじっくり運用していきたい」という方におすすめです。

まとめ:ファイナンシャルプランナーと相談しよう

NISAは分配金や譲渡益が非課税になりますが、利益が出た分を再投資に使うときには年間の投資金額の枠が決まっているために、NISA口座が使えず課税口座での投資になることもありますので注意が必要です。少額から投資すれば家計に影響がでにくい資産運用ではありますが、始める前には家計診断をFPにしてもらい、運用資金をきちんと決めてから始めるといいでしょう。

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