住宅ローンペアローンの3つのメリットと2つのデメリット
2019年2月9日 | カテゴリ:コラム,住宅ローン

住宅ローンペアローンの3つのメリットと2つのデメリット



住宅購入を検討されているご夫婦にとって、住宅ローンの借入可能額は気になるところです。せっかく気に入った物件を見つけたのに、住宅ローンの借入金額が足りずに、希望した住まいの購入を断念、ということもあるかもしれません。そのような事にならない為に今回は共働き世帯にとっておすすめのご夫婦で組めるペアローンをご紹介しましょう

住宅ローンペアローンとは

ペアローンとは、ご夫婦また同居親族で、それぞれが契約するローンの事で、ひとつの物件に対して2本ローン契約が発生します

住宅ローンペアローンの3つのメリット

ではこのペアローンにはどんなメリットがあるのでしょうか。

・住宅購入可能金額が大きくなる
・住宅ローン控除がご夫婦で使える
・住宅ローン審査が通りやすくなる

このように3つのメリットがあります。それでは個別にしっかりと確認してみましょう

住宅ローンペアローンのメリット①住宅購入可能金額が大きくなる

買いたい住宅が単独のローンでは届かずに購入できないという場合、二人それぞれの借入金額を合わせれば、購入できる可能性がでてきます。

例えば30歳年収400万円の夫が4,500万円の物件を買いたいけど、借入限度額が
3,928万円{フラット35らくらくシミレーション 金利1,31%}といった場合
夫婦共働きですと、30歳年収300万円の妻は2,525万円のローンが組めるので、4,500万円の物件も購入できる可能性があります。

住宅ローンペアローンのメリット②住宅ローン控除がそれぞれで使える

住宅を購入の際に受けられる税制メリットとして住宅ローン減税があります。これは住宅ローン残高の1%の控除が受けられ、10年間の期間(最大年間40万円)控除できます。

以前解説した連帯債務は、夫婦の収入を合算して1つのローンを組むので、住宅ローン控除は一人しか受けられませんでしたが、ペアローンは2本のローンを組むことになるので、それぞれで控除が受けられます。

詳しくはこちら⇒
住宅ローンの連帯債務とは?ファイナンシャルプランナーが解説

住宅ローンペアローンのメリット③住宅ローン審査がとおりやすくなる

住宅を購入する場合、頭金をいくらか支払ってから、残りの金額でローンを組むことがあります。その場合、頭金が用意できないとなると、購入金額の満額で借入しなければならず、ローン審査が通らなくなってしまうことがあります。そこで、頭金の部分をもう1本のローンで賄うとし、ご夫婦で2本のローン契約をすれば、頭金を用意できなくてもローン審査が通ります。

住宅ローンペアローンの2つのデメリット

ただしメリットだけではありません。ローンを2本組むので2本分の諸費用、手数料などがかかってしまう。夫婦どちらかに支払いが滞る事態があれば返済がきびしくなる。

住宅ローンペアローンのデメリット①購入にかかる諸費用、手数料などが倍かかる

住宅購入にあたっては印紙税、登記費用、ローン手数料など諸費用がかかりますが、
それらが2倍かかることになります。

住宅ローンペアローンのデメリットデメリット②夫婦どちらかに何かあった際の返済がきびしくなる可能性も

ローン返済年数は長期に渡りますので、今後どんな事態が起こりうるかはわかりません。
例えば夫が亡くなった場合、夫の分のローン返済義務はなくなりますが、妻の分のローンは残ります。2つのローン契約が発生するので、団体信用保険もそれぞれがついているということなのですが、単独で団信に入った場合はローン返済義務がすべてなくなるのに対し、片方だけ返済が残ってしまいます。

また妻が子育てのために時短やパートを希望の場合など、収入が減額になった時に妻のローン返済がきびしくなることも考えられます。

住宅ローンペアローンがおすすめなケース

ペアローンがおすすめのケース
希望の住宅の購入金額が単独のローンでは届かなった場合
メリットでも解説したように、収入によりローン借入限度額がありますので、お二人合わせれば購入金額に届くこともあります。

共働きケース
安定した収入がある場合、ローンが組みやすくなりますし、2人で負担をすることで、1人分の負担額が減ります。

長期で働く可能性がある夫婦
今や女性も長く働ける環境が整ってきました。長い人生の中で、働き続けることができるnのであればローンの返済も可能になります。

まとめ:住宅ローンペアローンは安易に採用しないこと

住宅の購入には労力も必要ですし、人生最大の買い物を言われています。ご家族で十分に話しあい、ペアローンのメリット・デメリットもご理解した上でご検討くださればと思います。

以上、FPゼネラルがお届けしました。

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